2023年夏 猛暑
2023/08/092023/08/11
2023年夏 猛暑
閑話休題
8月8日 初秋
暦の上では「秋」ですが、そんな秋の気配を感じるどころか熱波は上昇中☀
2023年7月は「史上最も暑い月」 国連事務総長が「地球沸騰の時代が来た」と述べ、各国政府などに気候変動対策の加速を求めたそうです。
ウェザーニュースによると、7月下旬から8月上旬はフィリピン近海の対流活動が活発となり、西日本や沖縄を中心に太平洋高気圧の勢力が強まり、暑さのピークとなる予想です。
この暑さの鍵となるのが、太平洋高気圧とチベット高気圧です。
太平洋高気圧とチベット高気圧は広がる高度が違うため、同時期にチベット高気圧が日本付近まで張り出した場合は、太平洋高気圧と上空で重なり合って“ダブル高気圧”となり、二つの高気圧が非常に背の高い一つの高気圧のようになって厳しい暑さをもたらします。
このため、最高気温が35度以上の猛暑日が続いたり、フェーン現象が起こりやすい場所では40度前後の酷暑になることもあります。
また、9月になっても日本付近には南から暖かい空気が流れ込みやすいため、前半を中心に残暑が厳しい見込みです。
暑い期間が長くなるため、夏バテにならないよう体調管理が大切です。
そこで今日は、「熱中症について」
対策1:シーズンを通して、暑さに負けない体づくりを続けよう
熱中症を予防するためには、暑さに負けない体作りが大切です。
気温が上がり始める初夏から、日常的に適度な運動をおこない、適切な食事、十分な睡眠をとるようにしましょう。
■「水分を」こまめにとろう
■「塩分を」ほどよくとろう
■「睡眠環境を」快適に保とう
対策2:日々の生活の中で、暑さに対する工夫をしよう
暑さは日々の生活の中の工夫や心がけでやわらげることができます。
適度な空調で室内の温度を快適に保ったり、衣服を工夫することで、熱中症の危険を避けやすくなります。
また、日よけをして直射日光を避けましょう。
自分のいる環境の熱中症危険度を常に気にする習慣をつけることも重要です
■「気温と湿度を」いつも気にしよう
■「室内を」涼しくしよう
■「衣服を」工夫しよう
■「日ざしを」よけよう
■「冷却グッズを」身につけよう
対策3:特に注意が必要なシーンや場所で、暑さから身を守るアクションを
炎天下でのスポーツや、空調設備の整っていない環境での作業時などでは、熱中症の危険からしっかりと身を守るアクションをとることが必要です。
適度な水分と塩分の補給をおこない、こまめに休憩をとるようにしましょう。
■「飲み物を」持ち歩こう
■「休憩を」こまめにとろう
■「熱中症指数を」気にしよう
熱中症ひとことメモ
当日の最高気温を知るだけでなく、その日の気温と湿度の変化を知る、室内の気温や湿度の状況を知ることも熱中症予防に効果があります。
「いま自分のいる環境がどのような状態なのか」を知ることは、熱中症予防のたいせつなポイントです。
また、熱中症の発生には、体調が大きく影響します。
自分のいる環境を知ることとあわせて自分の体を知り、体調に敏感になりましょう。